一日に何度も止めに入って、そのたびに疲れる。
けんかをなくすことはできません。減らせるのは、あなたが巻き込まれる回数のほうです。
1. どちらが悪いかを決めない
「どっちが先?」を聞くと、裁判が始まります。
「2人とも、いま怒ってるんだね」で止めるほうが早く収まります。
2. 入るのは、危ないときだけ
言い合いは見守って大丈夫です。
手が出たとき、物が飛んだときだけ入る。線を決めると、入る回数が減ります。
3. 上の子に先に声をかける
小さい子を先に助けると、上の子は「いつも自分が悪い」と受け取ります。
先に上の子の気持ちを聞くと、そのあとが早く収まります。
きょうだいげんかは、親の関心をめぐる競争でもあります。
けんかをすると大人が来る。
その構造がある限り、注目を得る方法としてくり返されます。
だから、けんかのときだけ関わりが濃くなる状態を薄めると減っていきます。
仲よく遊べている時間に声をかけるほうが、実は効きます。
保育園・幼稚園の先生や保健センターに相談できます。
自分がどんなふうに子どもと関わりやすいかは、わが家のこそだちタイプ診断(18問・約3分)で見られます。
「ママがいい」と泣かれる日に、父親側にできること。交代ではなく並ぶ・得意な場面を持つ・母親が離れる時間をつくる。順位は一時的なもので入れ替わります。
かんしゃくが収まらないとき、その場でできる3つとやらないほうがいいこと。感情を抑える力はゆっくり育つので、静める役はそばにいる大人が担います。
何を言っても「いや」の時期に疲れ果てた日に。選ばせる・待つ・通してしまうの3つと、イヤイヤ期が自我の芽生えとして正常である理由、いつごろ収まるか。
読むより、誰かに話したいときは、頼れる相談先もあります。「まだそこまでではない」と思う段階で使って大丈夫です。