「あと1回」が5回続く。消すと泣く。
うまくいかないのは意志の問題ではありません。終わり方を決めていないだけのことが多いです。
1. 始める前に終わりを決める
「2本ね」と言ってから渡す。
時間(20分)より、本数のほうが子どもには分かります。
2. 終わりの合図を、機械にやらせる
タイマーが鳴ったら終わり。
止める役を大人から外すと、対立が減ります。
3. 終わったあとの予定を先に言う
「これが終わったらお風呂」。
次がないと、終わりはただの喪失になります。
動画は、自分で区切りを作りにくいように作られています。
次が自動で始まり、終わりの合図がありません。大人でも同じことが起きます。
つまり、やめられないのはその子が弱いからではありません。
終わりが外から来ない仕組みだからです。
だから、外から区切りを足すとうまくいきます。
見せている時間の長さだけで、子どもの育ちが決まるわけではありません。
研究でも、何を見ているか、誰かと一緒に見ているかのほうが結果に関わるとされています。
そして、親が休めることにも価値があります。
夕飯を作るあいだの20分は、家族が穏やかに過ごすための20分でもあります。
小児科や保健センターで相談できます。健診の機会に聞いておくのもよい方法です。
自分がどんなふうに子どもと関わりやすいかは、わが家のこそだちタイプ診断(18問・約3分)で見られます。
絵本を最後まで聞いてくれない、同じ本ばかり持ってくるとき。途中でやめていい理由と、反復が安心の確認である理由。読まない日があっても大丈夫です。
知育おもちゃは必要か。多くの場合は家にあるもので足りる理由と、あったほうが助かる場面、選ぶときの3つの基準。買わなくても遅れることはありません。
読むより、誰かに話したいときは、頼れる相談先もあります。「まだそこまでではない」と思う段階で使って大丈夫です。