子どもをかわいいと思えない日があります。
それは愛情が消えたからではありません。あなたの感じる力が、いま鈍っているだけです。
この感覚は、口に出しにくいぶん、ひとりで抱え込みやすいものです。
愛情は、気持ちではなく行動で続いています。
かわいいと思えない日でも、あなたはごはんを出して、着替えさせて、寝かせています。
子どもに届いているのはそちらです。感情のほうではありません。
心理学の愛着の研究でも、子どもの安心を支えるのは、親が毎日くり返している世話そのものだとされています。
気持ちが乗らない日にやった世話も、同じように効いています。
感情が動かなくなるのは、消耗したときに人の体がとる正常な反応です。
あなたが冷たくなったわけではありません。
1. 誰かに預けて、数時間離れる
一時保育、家族、ファミリーサポート。
「かわいいと思えないから離れる」は、正当な理由になります。
2. 好きだったことを10分だけやる
感じる力は、子ども以外のことで戻ってくることがあります。
音楽でも、コーヒーでも、少し前に好きだったもので大丈夫です。
3. この気持ちを、誰かに言葉で言う
言うだけで軽くなります。相手は支援センターの人でも、匿名の相談窓口でもかまいません。
保健センターの保健師さんは、この相談をよく受けています。
産後うつは、産後すぐだけでなく1年以上たってから出ることもあります。
「まだそこまでではない」と思う段階で話しておいて大丈夫です。
自分がどんなふうに子どもと関わりやすいかは、わが家のこそだちタイプ診断(18問・約3分)で見られます。
子どもが寝たあとの時間が休息にならないのはなぜか。自分のためだけの時間を取り戻す3つの方法と、休めているかは長さではなく何を考えていたかで決まるという話。
子どもへのイライラが止まらない日に、この10分でできる3つのこと。座る・水を飲む・少し離れる。いらだちは感情ではなく、睡眠と休憩の残量のサインとして出てきます。
同じ月齢の子と比べてしまう日に。発達は順序が同じでも速度が違うこと、見る場所を昨日のその子に変えること、そして心配が続くときの相談先について。
ひとりで抱えているときは、頼れる相談先もあります。「まだそこまでではない」と思う段階で使って大丈夫です。